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バングラデシュのIT事情と今後

目次

バングラデシュのIT事情と今後

1.バングラデシュについて

1-1.バングラデシュの位置

1-2.バングラデシュの概要

2.バングラデシュと日本の関係

2-1. 国旗

2-2. 親日国

3.バングラデシュ人の性格・特徴

2-1.フレンドリーな性格

2-2.高い英語力

2-3.真面目で従属的な民族性

4.バングラデシュの成長を示すデータ

5.バングラデシュITエンジニアのメリット

6.バングラデシのITエンジニアで注意すること

まとめ

記事をご覧になっていただきありがとうございます。

アリサフテックはバングラデシュと日本を繋ぐ仕事を初めて約5年が経ちました。
今まで大変多くの皆様にお世話になり感謝しております。

私共の経験で感じたのは、バングラデシュの知名度の低さです。

今回はバングラデシュの国の紹介も含めて、ITの事情をまとめてみました。

1.バングラデシュについて

まずは、バングラデシュの人口など基本的な情報です。

1-1.バングラデシュの位置

図1

・バングラデシュは南アジアに位置し、インドに囲まれた国で、ベンガル湾に面しています。近隣には東にミャンマー、南にブータン、南西にネパールが位置しています。

・バングラデシュは1947年のインド分割時にパキスタンの一部となり、1972年にバングラデシュとして独立しました。

1-2. バングラデシュの概要

項目 内容
独立 1972年にパキスタンから独⽴。

(OECD加盟国で⽇本が最初に承認)

総人口 約1億7千万⼈

(労働者人口約1億1,800万人)

国土面積 14.4万平⽅キロメートル

(北海道の約2倍)

人口密度 約1,252⼈/平⽅キロ

(ダッカに総⼈⼝の1割が集中、

世界で最も⼈⼝密度の⾼い都市)

平均年齢 25.8歳

(⽇本の約半分、⽇本は48.6歳  )

宗教 イスラム教徒(89.5%)

(その他はヒンズー教徒、仏教徒、キリスト教徒)

1-3.バングラデシュの産業

主要産業は衣料品です。世界第2位のアパレル輸出国です。ユニクロや西松屋なども現地で生産しています。農業や水産業も盛んです。

GDP成長率は6〜7%と堅調に推移しています。(G D Pのうち5%は海外労働者からの送金とも言われています。)

ゴールドマンサックスは、BRICsに続く期待新興国ネクスト11の一つです。

2.バングラデシュと日本の関係

2-1. 国旗

Japan (1)
Bangladesh

てますね。これは偶然ではありません。当時の大統領が自国も日本の様になりたいとこのデザインを取り入れたそうです。バングラデシュの国旗の中心が少し左に見えるのは、「まだ発展途中」という意味だと言われています。

2-2. 親日国

日本からのODAによりインフラ整備が進み、橋を架け、道路を整備し、最近では鉄道も開通するなど、日本からの援助に感謝しており、日本で働きたいと考える若者も増えています。

外務省も「経済協力関係を中心に友好関係が発展。極めて親日的な国民性。」と記述しています。

3.バングラデシュ人の性格・特徴

3-1.フレンドリーな性格

国民性はフレンドリーと言われています。実際、弊社の社員もミーティング中に気軽に話しかけてくれる社員もいます。

3-2.高い語学力(英語)

~TOEIC受験者の平均点は世界一(2014年実績:895点)~

弊社のエンジニアは全て英語が話せますので、会議は英語で行なっています。

また、日本語と文法が同じなので日本語学習能力も高いと言われています。

実際に、弊社の代表やP Mは日本人と同じレベルの会話が可能です。

3-3.真面目で従属的な民族性

最後までやり遂げる意思が強く、環境適応能力が高い

日本で働く弊社のP Mとデザイナーにアンケートを取りました。以下は回答です。

日本人デザイナーAさん

個人差があると思いますが、コミュニケーションがとてもとりやすいです。これまで色々な国籍の方とお話しする機会がありましたが、他者に対するリスペクトや日本人的な角の丸い伝え方は、共感する部分があります。(コミュニケーションにおける感性が似ている?)また、報連相も日本社会で求められるレベルで行うことが可能です。デザイン業務に関しては、指示通りにしっかりと業務を行ってくれています。

日本人P M のBさん

献身的で、胆力がある

中国人P MのCさん

高いIT技術力、勤勉

4.バングラデシュの成長を示すデータ

  1. 人口の65%が若者(18〜35才)である。
  2. 英語力が強い。TOEIC受験者の平均点は世界一(2014年実績:895点)小学校から英語の授業があり、大学では英語で学びます。 ※その年の日本は512点で40位
  3. 大学卒業者総数 約350,000名/年 (UGCのデータによる)
  4. IT/ICTキャパシティデベロップメント施設が 国内に多数存在

5.バングラデシュのI Tエンジニアのメリット

  1. 年齢層が若く、労働人口も多いため、比較的若いエンジニアが多い。
  2. 英語で学ぶため、日本に比べて最新技術を早く学ぶことが出来る。
  3. 採用する際には補助金や助成金が利用できる。

6.バングラデシュのI Tエンジニアで注意すること

  1. 時差:バングラデシュと日本は3時間の時差があります。(例 日本9:00- バングラ 6:00-)
  2. 祝日:日本とバングラデシュは祝日が違います。
  3. 宗教:9割がイスラム教です。食事のルールとして「ハラル」があります。代表的には豚を食べない、アルコールを飲まないなどがあります。礼拝は1日5回あります。しかし、温厚なムスリムであるため、皆さんが抱いている先入観ほど、宗教上の儀式に厳格ではありません。個別に確認が必要です。

まとめ

今回はバングラデシュのIT事情を紹介させていただきました。

2022年に国交50周年を迎えたこともあり、2023年も4月にハシナ首相が来日したり、7月には西村経産相がバングラデシュを訪問し、「バングラデシュは平均年齢が24歳で、成長著しい。(日本からの)援助中心の関係から、貿易・投資中心のステージに引き上げたい」と語るなど、交流が盛んです。

11/15には、価値観を共有する国の軍に防衛装備品の無償供与などを行う「政府安全保障能力強化支援」(OSA)として、バングラデシュに今年度、複数の警備艇(約6億円相当)を供与する方針を固めました。これによって中国の巨大経済圏構想「一帯一路」への影響を弱める狙いもあります。

親日であるバングラデシュとの経済的友好関係を益々強めて、人材の交流も併せて進めていきたいと思っております。

アリサフテックでは、IT開発業務と共にバングラデシュ人の人材紹介サービスもスタートしました。

お気軽にお問い合わせください。

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今週のダッカオフィスの様子